杉の無垢床での生活について-杉無垢床レビュー-

建具、床材関連
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わが家では新築一戸建てに憧れだった無垢床を一部採用しました。

床材として選んだのは、杉材です。

杉材を1階の廊下、LDKに採用し、広さで言うと約18坪のスペースが杉の床材になっています。

杉は確か15mmのベニヤ板の上に12mmの杉の床材を使用していただいております。

実際に生活してみて約6ヵ月が経ちましたので、杉の床での生活がどんな感じか、レビューをしたいと思います。

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わが家の杉の床の見た目

新築当初

6カ月経過後

新築当初の赤っぽい色味からは少しだけ落ち着いて茶色っぽくなってきた感じがします。

生活している中ではあまり気が付かなかったですが、こうやって写真を見比べてみると、少しずつ味が出てきたのかなと思います。

見た目と暖かさに大満足

新築当初からですが、まずはこの杉の床の見た目が本当に大好きです。

いつ見ても惚れ惚れするくらい、この床の上で生活できて幸せだと思えます。

そして肌触りがとても気持ちがいいです。

家の中では基本的に裸足で生活するスタイルですが、裸足で触れる杉の床が本当に気持ちがいいです。

かなりサラサラしていて、暖かいです。

同じ1階に寝室があるのですが、LIXILのラシッサDフロア(フローリング)を採用した寝室に廊下から入った瞬間「冷たい!」と思うほど暖かみが全然違います。

来客時に他の人達にも寝室との足触りの違いを感じてもらいましたが、寝室に入った瞬間にビックリされるくらいフローリングが冷たく、フローリングより杉床が全然暖かくて気持ちがいいと言っておりました。

この見た目と暖かさに本当に夫婦ともども大満足で生活しています。

杉は柔らかい木材なので、床材としては傷が本当につきやすいのですが、その代わりにとても暖かいというのは本当ですね。

他にも傷がつきずらい無垢の床材はたくさんありますが、硬い木材になればなるほど暖かみもなくなっていくので、傷が気になるけれど、無垢の床材を使用したい方は色々と自分の目や足で体験してみることをお勧めしたいとおもいます。硬い木材になればなるほど傷はつきにくいですが、金額もいい感じで上がります笑。

傷はかなりつきやすいが修復力あり

杉は本当に傷がつきやすいです。

例えていうならば、爪で引っ掻いただけで傷痕が残ります。

携帯を少しの高さから落とすだけでも凹みます。

わが家は子どもが1歳になる前にこの新居に住み始めましたが、子どもが積み木などをポイポイするだけで、簡単に床が凹みます笑。

よく子どもが38cmの高さの和室から物を落とす場所を撮影しました。

本当に傷はよくつきます。

なので、さすがにこの杉床を使用しているリビングに関しては、テーブルやいすの足にはフェルトのテープを貼って、傷や凹みが極力つかないようには気を付けています

いくら気を付けても簡単に傷つくので、そんなに神経質にはなっていません。住み始めた最初だけ気にしたくらいで、傷や凹みに神経質になっちゃう方には杉はお勧めできないと思います。

でも凹んだくらいの傷であれば、気がついたら治っていることことが多いです。

天然の木なので、修復力があるようで、不思議とある程度の凹み程度であれば気が付かないうちに目立たなくなっています。

しかしながら、凹みではなく深い傷の場合は自然修復ではどうにもなりません。その場合は以下の方法で対処します。

普段の杉床の掃除、お手入れ方法

無垢の床の凹みや浅い傷のお手入れ

すぐに直したい凹みや浅い傷がある場合は、床に濡れタオルをあててアイロンを当てるだけですぐに凹みは修復できます。実験で一回だけやりましたが、確かになおりました。

でも、ある程度上述したように凹みや浅い傷くらいならば勝手に修復されているので、基本的には凹みなどは無補修で6カ月過ごしています。

無垢の床の深い傷のお手入れ

しかし床に深い傷をつけてしまった場合は、アイロンでどうにかなる問題ではありません。

気になって補修したい場合には、やすりで削ってあげて目立たなくするのが基本の補修になります。粗目から、細目に徐々に上げていって、傷が目立たなくなったらOKです。

あまり面倒に考えなくても、木材自体が柔らかいので結構簡単に補修はできちゃいます。

わが家の普段の床掃除の方法

普段は床掃除はiROBOTのルンバi7とブラーバジェットがめちゃくちゃ頑張っています。

わが家に必須の掃除の相棒の紹介

この2体がズボラ夫婦の清掃を9割以上肩代わりしてくれています。(隙間や小上がりの和室は自力で掃除しなければいけない)

いくら無垢の杉床が傷がつきやすいとはいえ、ルンバの清掃くらいでは傷つきませんし、最近のロボット掃除機は凄いですね、本当に綺麗にしてくれます。

そしてブラーバm6は水が出る量が設定できるのですが、基本的には水が出る量は最大で設定しています。

杉床に水撒いて大丈夫かな?って最初は思っていたのですが、水拭きをした後にはすごく足元がしっとりして気持ちが良いので、木にもいい感じで保湿をしてくれる気がして、基本的にブラーバジェットで水最大でガンガン床掃除をしてもらっています。

床拭きロボットなんて必要かな?って思ったのですが、ブラーバを掛けて水拭きした時とルンバだけで終わったときの床の気持ちよさが段違いで水拭き後の方が気持ちが良いので、ブラーバm6は購入して良かったと思っています!(正確にはルンバもブラーバも次世代住宅ポイントで交換しました!)

杉床の凹みが自然に治るのも、床を定期的に水拭きしているおかげなんじゃないかと勝手に信じています笑。

※木材的にはあまり湿った状態が長いのは良くないみたいなので、部屋の乾燥具合に応じて水の量は調整したほうが良いのかもしれません。我が家は基本的に乾燥気味なので、床に水を与えてあげたいと思うくらいで過ごしています。

ルンバは基本的には出かけるときには毎回かけて、ブラーバも気が向いたらかけて・・大体週に2回くらい?の頻度で掃除をしています。

無垢の床に色のついた液体をこぼした場合は

水やお茶くらいならそんなに目立たないのですが、液体をこぼしてしまった場合には染み込む前にできるだけ早く拭き取ります。

ケチャップがこぼれた場合には、いくら拭いてもうっすらオレンジ色が目立ったので、軽くやすりをかけました。

でもやすり掛けのデメリットとして、綺麗になりすぎちゃって、その部分だけ色が少し明るくなります笑。その色の変化した部分が逆に目立ちます・・・まぁ、何日かしたらそのうち気にならなくなりますので、神経質にならないことが一番ですね。

 

フローリングと比較してどっちが良かったか

寝室はフローリング、廊下・LDKは杉の無垢床ですが、生活を長く行う廊下やLDKを杉床にして夫婦ともども本当に良かったと思っています。

寝室のフローリングの上でテーブルや本棚を引きずって移動したときは、こんなことは杉の上ではできないなぁ~フローリングって便利だな~って思いますが、生活スペースまでフローリングだったら床が冷たいなぁと絶対に後悔していたと思います。

傷がつきやすいのはかなりデメリットだとは思います。

でも、何より無垢の杉床の気持ちよさ、温かさ、見た目の良さに惚れてしまった今となっては、フローリングのLDKでの生活はちょっと考えられません。

特に冬の時期は裸足で歩くのは寒そうで杉床が暖かくて本当に良かったと感じています。

 

 

杉床の差額等に関してはこちらにまとめておりますので、良ければ参照ください。

新築前後に買って良かった物に関してはこちら

マイホームに興味のある方、これから新築を検討される方はぜひこちらを参照ください。

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