エバルトの傷とキッチンハウスの対応

こだわりのキッチン
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わが家で一番差額を投入したキッチンハウスのキッチンですが、ワークトップも側面もエバルトというキッチンハウス一押しのメラミン素材を使用しています。

使用開始後数カ月で白っぽい傷が見られるようになり、キッチンハウスに傷の対応について相談してみました。

今回の記事では、我が家のエバルトの天板についた傷についてご紹介できたらと思います。

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キッチンハウスのエバルトでも傷はつく

住み始めて3ヵ月くらいでしょうか、我が家のキッチンの天板に白い傷のような物を見かけるようになりました。

この写真は入居後約9ヵ月経過後に撮りました。

この写真だとわかりづらいと思うので、拡大します。

白い線傷のようなものが見えるのが伝わるでしょうか?

触ると穴が開いたようになっていて、爪で触ると引っかかるような傷です。

この上ではまな板を置いて作業をすることはあったのですが、あまり硬いものをぶつけたような覚えはありません。

シンクの周りはもう少しわかりやすく白くなっています。

シンクに沿って剥がれたような感じに白くなっている部分があります。

白くなっているところを赤枠で囲ってみます。

結構白い部分が目立つようになったので、保証期間が終わる前直してもらおうと軽い気持ちでキッチンハウスに電話で対応をお願いすることにしました。

 

エバルトの傷はキッチンハウスでは修理対象外

残念なことに、このような傷は本来修理対象外とのこと。

そして、白くなっている傷に関して教えていただきました。

ベトングレーの場合は薄い灰色の層が一番表面で、白く今見えている部分もメラミンであり、白い部分が出てきたからといって水が入り込んで腐ってしまうなどの心配はないとのこと

この白い部分は0.何mmあり、その下には茶色い層があるが、その茶色い層が出てきてしまったらまずい(中に侵食してしまう)とのことです。

エバルトというメラミン素材はキッチンハウスが強度としては自信をもってお勧めしているわけなので、安心して使ってもらうことはできるが、どうしても硬いものを落としたり強い衝撃が加わると今回我が家がついたように表層のメラミンが割れて、白い部分が出てきてしまうとのことです。

あまり硬いものを落とした覚えもなかったのですが・・・、何かしら当たってしまっていたのでしょう・・・。

ちなみにエバルトが嫌だ!と感じて天板を交換する場合には送料が高いため別途30~50万円程度は掛かってしまう。天然石など高いものでは100万円を超える場合もあるそうです。

白い傷が無償で直らないこともショックでしたが、使い始めて数カ月でこんなに傷がついてしまったことにショックを受けた我が家では、その旨を正直にお話ししました。

それから数週間後、キッチンハウスより返答の連絡が・・・。

キッチンハウスの対応

本来であればエバルトの傷は修理対象外ですが、今回に限り補修作業での対応をしてくださるとの連絡をいただきました・・・!

住み始めてすぐこれだけの傷がついてしまったことにショックを受けていることに対して、社内で考慮してくださった様子でした。

本来であれば対応しないところをこのようにしていただけて、とても嬉しかったです。

しかしながら、キッチンハウスというブランド力、金額から簡単に傷がついてしまった事実は少し悲しくなりました。

キッチンハウスのエバルトは傷にめちゃくちゃ強い感じで営業されているので、我が家ではすぐにこのようになることを想像もしておらず、同じようにショックを受けるお客さんはいるのではないでしょうか。

あまりネットでもキッチンハウスを使っている方からの情報が無いので、そのあたり過信してわが家のようにショックを受ける方が一人でも減ればと思い、あえてこの記事を書くことにしました。

わが家の無知も原因なので、今後はより一層大切に扱っていきたいと思います。

補修屋さんの対応後

補修屋さんが来て、1時間もしないくらいで補修してくださりました。

補修屋さんの見立てでは、このくらいの薄い傷であれはパテで埋めたら逆にボコッと浮いてしまう感じになるため、塗装だけで良さそうであり、塗装の対応をしてくださりました。

写真撮りましたが、全然どこが傷だったかわからんw

結構傷が目立っていたところを撮ったのですが、画像では全然補修した部分はわからないくらいになりました。

実物を目を凝らして見ても気が付くかつかないかぐらい。

シンク周りは結構白くなっていたので、マスキングをしたうえで全体的に塗ってくださりました。

全然わからないレベルになりました。

エバルトは自分で補修ができる

補修屋さんによると、この程度の表層のメラミンの剥げた部分は、ホームセンターに売っている補修の塗料で十分目立たなくすることができるとのこと。

濃い色か薄い色のやつの塗装用のものを何種類か買ってきて、似たような色でやってあげると良いとのことです。

このシリーズ16色あるので、グレー、黒、シルバーなどでベトングレーはいい感じに補修できそうです。

もっと深い傷でも熱で溶けるようなパテみたいな物が市販されているので、そういうのを使ってあげたら良いそうです。

熱で溶けるようなパテってどんなのでしょう??

でもまぁ・・・

今後は自分でもなんとかできそうな気がします。

自分で補修しても補修後が目立たなさそうなので、ベトングレーのような単一じゃない色で良かったかもしれません。

キッチンハウスのエバルトに関してキッチンハウスに聞いた内容

キッチンハウスの天板の素材としてはエバルトのメラミン素材が一番スタンダードでその次が人造大理石。その次がその他石系の素材の順で採用が多いとのこと。

傷という意味合いから見ると、どの天板も傷やカケは発生してしまう。

ある程度の強度を確認の上で採用しているが、他の天板を使用したところで傷はついてしまう。

その中でもエバルトは傷はつくんだけれども、表面の傷としては強い方で、キッチンハウスとしては自信をもっておすすめしている素材。

ただ30年40年経つとさすがに目立ってしまうことはある。

ちなみに、今回の我が家のような傷はベトングレーの色が悪かったということはなく、どの柄でも同様のことは起こり得るとのことです。

今回のことから、ユメオが得た教訓。

キッチンハウスのエバルトは傷には強いが傷はつく。だが自分で補修して目立たなくすることができる。傷をつけたくなければ、大事に扱うべし。

 

今回の記事が少しでも誰かの参考になれば幸いです。

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