更新が遅くなってしまいました、、、。
先にYouTubeでキッチンハウスでオーダーしたデュエと言うⅡ型キッチンの紹介という動画を作成していたのですが、ブログを更新できていなかったのでこの度ブログの方でも記事を残したいと思います。
わが家で採用したキッチンはキッチンハウスという日本のメーカーです。
キッチンの形も色々ある中、家の間取りに合いそうということで、Ⅱ型キッチンという形を採用しました。
キッチンハウス ではこの形をデュエと言っています。
わが家のキッチンの見た目、サイズ感に関してはこちらの記事も参照いただけたら幸いです。
入れている機器、金額に関してはこちらです
新居に引っ越してきてなんと早いことで1年以上が経過しました。
我が家のキッチンハウスでオーダーしたキッチンについて、1年間使ってみての感想、レビューを行いたいと思います。
なお、今回はキッチンハウスのデュエ(Ⅱ型キッチン)に関してのレビューです。
ガゲナウのIH、スチームオーブン、食洗器に、換気扇アリアフィーナ、リクシルのタッチレス水栓など機器についてのレビューは別記事とさせていただきます。よろしくお願いたします。
キッチンの見た目について
キッチンの天板にはエバルトという素材のベトングレーを採用しました。
側面には同じくエバルトのノッティナチュラル。
天板の側面はステンレスという変わった組み合わせにしています。
この組み合わせは気に入っており、1年経っても飽きることはありませんね。
杉の無垢床にとても合っていて、とても気に入っています。
キッチンハウスのエバルトの質感、強度について
キッチンハウスが一押ししているエバルトというメラミン素材は、説明を聞いている段階ではかなり強度があり、衝撃にも熱にも水濡れにも強いという、これ最強じゃん?みたいに感じる素材のように感じた印象がありました。
質感はかなり良くて、石のように感じるベトングレーに、本物の気に見えるノッティナチュラルなど、素材感がかなりリアルで、質感はかなり高いと思います。
水濡れを放置すると、よく見たらシミのようになっていますが、シミでも、それ以外の水でも油でも醤油で拭けば簡単に取れますし、色が染み込むなんて言う心配は1年使用してまるで感じません。
ただし、強度に関しては不満もあります。
入居して数カ月で、結構細かい傷のようなものが目立つようになり、キッチンハウスに相談したところ、エバルトの上層部が一部何らかの衝撃などで割れている状態とのこと。
白い線みたいになっている部分が数か所あるのがお分かりになるでしょうか?
爪の先で触ると少し引っかかるような、そういう傷です。
結構気を付けていたので、あまり傷をつけた思い当たる節がなかったので、こんなに傷がついて大丈夫なのか・・・・?とキッチンハウスさんにご相談してしまいました。
エバルトは薄くて何層かになっているようで、この白くなっている状態は、まだ白いエバルトの層の上の傷で、中に染み込むような問題はないとのことですが、キッチンハウスにご相談したところ特別なご厚意で1回だけ補修していただきました。
傷に関しては本来保証対象外とのことですので、傷がつかないように硬いものを落としたり、皿を引きずったりしないようになど、かなり気を付けるようにしています。
補修屋さんによると、これくらいの補修に関してはホームセンターなどで自分で買ってきてできるとのことでしたので、今後気になる傷ができた際には自分で目立たないようにしたいと思います。
最強かと感じたエバルトですが、1年使用してみてわが家的には思ったよりも傷がつきやすいという印象でした。
とは言っても、何の素材であれ毎日使用していれば傷がつくのは当たり前だと思います。傷がついてもあまり気にしないという点であればステンレスが最強?とか思いましたが、1年使用しても新品のように綺麗に見えるメラミンはやっぱりすごいのかな?とも思います。
とても高価なキッチンでしたし、気に入っていますのでこれからも大事に大事に使用していきたいと思います。
Ⅱ型キッチン(デュエ)のサイズ感について
Ⅱ型キッチン(デュエ)のキッチンの間の幅について
キッチン入り口の通路の幅は115cmで、手前のシンク部分と奥のIH部分の幅は約111cmと広くとっていますが、広すぎたと感じることはなく、丁度よい幅だったと感じます。
食洗器が結構大きいのですが、約幅110cmの道幅があると食洗器を開きながらIH側の引き出しを開いて皿の収納ができる丁度良い大きさです。
このガゲナウの食洗器では、むしろ道幅が80cmだったらかなり窮屈だった可能性があります。
ミーレの60cmの食洗器でもおそらくこれは同じです。
わが家のガゲナウの60cm幅の食洗器ですが、上の写真のように全開にすると56cm飛び出てきます。そして、キッチンハウスのⅡ型キッチンのIH側の収納は、全開まで引き出すと47cm飛び出せます。我が家の約110cmの道幅でも食洗器を開いた状態で引き出しを全開にすると隙間は約7cm程度となります。
道幅は110cmまで広くする必要はないと感じていましたが、むしろこれくらいの広さが無ければ、十分に引き出しを引き出せないということがわかりました。(今更)
十分に引き出しは開けなくても問題はないと思いますが、食洗器は全開でしか使用できませんので、サイズ感が少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに道幅110cmに二人で立つとこんな感じです。
一人がシンク側、一人がIH側を向いて立って作業をしても、110cmあればこれだけ余裕をもって作業をすることができます。調理するためにはむしろこんなに幅が無くても大丈夫な気もします。
シンク側のサイズ感について
シンクのあるカウンターは幅約234cm、奥行き約100cm、高さ88.6cmです。
画像には数値が書いてありませんが、シンク左側の作業スペースが107cm、シンク右側に47cmのスペースがあります。
こちらが107cmのある左側の部分ですが、正直こんなに広くあっても現状作業スペースとして使う機会はかなり少ないです。
広すぎるスペースのおかげで、色々な物が置かれるスペースとして活用?されがちです。
調理の作業スペースとしてはこの半分もあれば十分かな?と現状思いますが、皿を並べて盛り付けをするときなどは、十分な広さで作業ができるので、ストレスなく調理ができると感じています。
シンク右側の47cmのスペースです。こちらはまな板を置いて作業するかな?と思って広めにとったのですが、あまりこちら側でまな板を使うことがないという・・・。
タオルを敷いて洗った容器包装プラスチックや缶などのゴミを一時的に乾かすスペースとして活用されがちです。
活用できているからいいのかもしれませんが・・・苦笑。
あとはこの奥行き約100cmある天板ですが、手前の収納スペースにA4サイズを入れられるようにと思い、この大きさにしていただきました。
中は色々なファイルなどが収納できていて、かなり良い収納スペースです!A4の大きなファイルもそのまま入ります。
このキッチン手前部分は予想以上に助かる大型の収納スペースとなっています。
IH側のサイズ感について
IHのある側の幅は262cmで奥行き59.5cmです。
それに幅60のトールキャビネットにスチームオーブンがビルトインされており、全体の幅としては約322cmあります。
ガゲナウのIHの横幅は約59cmあります
IH左側は41cmあり、ここ今はすのこを敷いて、鍋敷き代わりに使っています。熱い鍋を置く場所としてちょうどいい広さだったかなと感じています。
IHの右側は162cmの幅があり、右からキッチンエイドのスタンドミキサー、ネスプレッソの機械、食洗器から出して乾いていないものを一時的に乾かすためのカゴ、炊飯器を置いています。
一回り小さいサイズですが、リンクを貼っておきます。余談ですが、我が家では豚、鶏、牛肉のミンチは勿論、ハンバーグなどのこねる作業全般はこれで自動化しています。ミンチにする作業は面倒くさいですが、美味しい塊肉で買ってきてひき肉を作ると、店で買うひき肉とは違う美味しさを感じるので、やっぱりフードグラインダー付きが良いと思います。
ネスプレッソは主に嫁が毎日コーヒー飲んでます。コストコで買った安い機械と、コストコで買った安いカプセルを使っていますが、それなりに満足しています。
いつか一番高級なこちらのモデルにいつか買い替えたいなぁ。
引越してから水が美味しいのでウォーターサーバーをやめたので、ケトルを買いました。ケトルはやっぱりあると便利だなぁと思います。
炊飯器は新築にあわせてわが家では象印の炎舞炊きのモデルを入手しました。
こちらが最新のモデルですが、高級炊飯器のラインは昔より安くなりましたよね。一時期10万円超えてて何だこりゃって感じでしたが・・・。
そもそも1万円前後の炊飯器から炎舞炊きに変えて、ビックリするくらいご飯がうまくて(早炊きですらご飯がもちもちつやつや)ご飯が進みすぎて困ります。
ここまで余談でしたが、キッチンの話に戻しますと、置きたい物を出して並べたらこんなに幅をとってしまっている感じです。
でもIH側はあまり作業スペースとしては使わないので、ごちゃっとした感じになってますが、作業の邪魔には特になりません。皿を置くくらいのスペースは十分とれるので、まぁいいかなという感じ。
もちろん欲を言えばもっともっと横長のスペースがあれば、おしゃれだっただろうなぁとは思います。
ちなみに我が家の場合はこれだけの広さのキッチンがありながら、2帖のパントリーに電子レンジやらなにやらこれだけの物を置いています。
以下パントリーの写真2枚
わが家の場合は、これだけ物を溜める家なので、この2帖のパントリーが無ければやっていけませんでした。冷凍庫もあるしね。余談ですが、パントリーの収納棚はDIYでつけました。一応記事を貼ってみます。
話を戻します。
IH側の広さとしてはこれだけの機器を並べてもIHの左右に約40cmずつ皿を置くスペースがあるので、丁度よかったのかなと思います。
キッチンハウスのⅡ型キッチンの収納に関して
キッチンハウスで標準的なサイズでオーダーすると、基本的にキャビネットの奥行きは47.5cmになると思います。高さに関しては高さが必要であれば高めの収納に変えることもできますし、オーダーで自分が入れたいサイズの大きさにしてもらうこともできます。オーダーキッチンの強みです。(でも追加料金は掛かります)我が家の場合は標準的なサイズから選んだ物です。
わが家の場合は割と無計画で、キッチンオーダー時点でどこに何をどれだけ収納するかまで考えていませんでしたので、後からキッチンのサイズに合わせてどこに何を入れるか考えました。
この方法で一番困ったのは、フライパンの収納場所でした。
ほとんど3段の引き出しにしたので高さがあまりありません。
上の写真の一番下の段で高さが約23cmしかないので、フライパンを立てて収納はできません。
かといって、横にして入れると重なるので取り出しづらい。
わが家の場合はスチームオーブンの入っているトールキャビネットの下が棚の高さを変えられたので、こちらに今はフライパンを収納しています。
後からどうにでもなるだろうと思っていて、結果どうにでもなっているので良かったのですが、どこに何を入れるかを考えて収納を熟慮されることをお勧めします。
これだけの大きさがあるキッチンなので、シンク下をオープンにしてゴミ箱2個、生ごみ処理機を置いても皿などの収納には間に合っています。写真枚数が多くなるので、我が家のキッチンを紹介しているYouTube動画のリンクを最後に貼らせていただきたいと思います。
ただ、上記で書いたようにわが家は物が多いので、カセットガスコンロ、ホットプレート、普段使わないケーキ用の型やパンの型、粉物乾物類、米、酒や油の予備などは全てパントリーに収納となっていますので、2帖のパントリーを作って本当によかったと思っています。
シンク下オープンにして大正解でした
シンク下をオープンにして生ごみ処理機とケユカのゴミ箱2つを置いているのですが、この環境が本当に最高です。
生ごみ処理機のおかげで生ごみの匂いや虫に全く悩まされることなく1年過ごすことができていて、本当に毎日助けられています。動線的にもこの場所に置けて、スマートでめちゃくちゃ良かったです。
生ごみ処理機についてはこちらの別記事を参照いただけたら幸いです。
ケユカのゴミ箱もこのキッチンと床に合っていて、開く高さも丁度よくてすごくいいです。
キッチンハウスのデュエ(Ⅱ型キッチン)のメリット
ユメオ夫婦がⅡ型キッチンを使用して思うメリットをご紹介したいと思います。
調理の匂いがそれほど気にならない
吹き抜けもあり匂いがリビング内にかなり広がることを心配していましたが、壁側にIHクッキングヒーター、換気扇があるおかげか、思ったよりも匂いが広がらない気がします。あくまで予想ですが笑
作業スペースにゆとりがある
Ⅱ型キッチンでシンク側にもIH側にも作業をするスペースがあるので、夫婦で調理をしても片づけをしても余裕をもって作業ができます。狭くてストレスを感じるということは一度もありません。
作業動線が短い
IHとシンクが振り返って1歩の距離で、冷蔵庫もシンクのすぐ横の方なので作業動線としては短くで済みます。冷蔵庫、IH、シンクが横並びになっていないため、横に移動が必要な動作が少なくてかなり作業動線としては楽なんじゃないかなと思っています。
Ⅱ型キッチンのデメリット
床に水が垂れる
シンク側で野菜を切ったりするので、それをIH側に持っていく時に多分必ず水を垂らします笑
わが家では100均でバットを買い、使ったりもしますが、わざわざ移動のためにバットを出して使うのも結構面倒くさかったりします。水は垂れるものだと思った方が良いでしょう。
床への油跳ねが気になる
ユメオ的に一番気になるのはIHクッキングヒーターと床までの距離が短いことです。
特にこのガゲナウのIHクッキングヒーターは右手前に一番大きいIH部分があり、手前でフライパンを使う感じになっています。
これだと手前への油跳ねが避けられないので、多分必ず床に油が跳ねます。
それが嫌なので大体左奥で油跳ねのある調理をするのですが、28cmくらいのフライパンだと少しはみ出て、なんとももどかしいんですよね。
設計の段階で横幅80cmのこちらのタイプにしたいと思ったのですが、キャビネットの変更などで追加で20万円くらいかかりそうなお話があったので、泣く泣く諦めていました。
でもやっぱりこっちの幅80cmの形の方が少しでも奥に大きなフライパンの調理スペースがあるので油跳ねを考慮したら絶対的にこっちが良かったなぁと思いますね。
ただ80cm幅にしてしまうと、将来買い替えが必要になった時にこの形のモデルしか選べないというデメリットもあります。幅60cmであれば違う形もありますし、気が変わってミーレなど違うメーカーも選ぶことができそうだったので、まぁ、とりあえず結果的に仕方ないですね~。
その点ではパナソニックのマルチワイドIHは良さそうだな~と思いますね。でも、奥に排気口の穴があってそれの掃除が面倒くさそうでネックでした。あの排気口の穴が無ければスマートで最高なんだけどなぁ。はい、余談でした。
とは言っても水が垂れるのも、油が床に跳ねるのもマットを敷いているおかげで拭き取るだけで綺麗にできているのでまぁ、それほど困っているわけではありません。
新築後1年で購入して良かった物としてご紹介していますので、良ければこちらもご覧ください。
ちなみにガゲナウのIHは凹凸がかなり少なくて、拭き取りやすいですし、壁側に跳ねる油も簡単に拭き取ることができるので日々綺麗に保つことができています。シンク側にIHだった方がリビングへの油跳ねなどを気にしたかもしれません。
ガゲナウのIHはモデルチェンジをしていて、現在は両面フリーゾーンのモデルに進化しています。
今から家を建てる人がうらやましい。絶対にこっちが良かったなぁ~~~~~。
ただよくよく考えると、フライパンと床との距離は、大体どんなIHやガスコンロでも大した変わらない気がしてきました。ガゲナウのIHで奥の方でフライパン調理や油の調理をする機会が増えたので、奥側で調理するときの手前(床側)への油跳ねが無いことに慣れすぎたのかもしれません。
子どもの顔を見ながらIHが使えない
これはIHが奥にあるのでどうしようもないことです。
どうしても子どもの顔を見ながらIHを使いたい場合はキッチン手前側にIHを置くべきですね。ただ、我が家の場合はそんなにずっと子どもを見ながら調理する必要があるのか?とも思ったりしたので、特にあまり抵抗なく奥にIHクッキングヒーターのⅡ型キッチンの形を選びました。
子どもがもうすぐ2歳になるところですが、今のところは特段問題は感じていません。
ただ、欲を言えばやっぱり子どもの顔を見ながら調理ができるに越したことはないかなとも感じます。
いつか子どもは成長して目の前にいることは少なくなるだろうし、まぁ今だけの悩みかな~とも思います。
そんなところでしょうか。
長くなりましたがここまでご覧いただきありがとうございます。
YouTubeの方でもキッチンのご紹介の動画を作成していますので、ブログでもYouTubeでもご質問があればしていただけたらお答えできる範囲でお答えさせていただきます。
わが家の家づくりの経験が一人でも多くの方の参考になれば幸いです。
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