前回床材はパナソニックのフローリングが高かったので、リクシルのDフロアに決めた記事を書きました。
が!
やっぱり無垢の床にしたい気持ちが忘れられず、工務店のモデルハウスなどを見て改めて無垢の床材にしたいと思いました。
床暖房を使用する場合は使用できる床材が限定されることがありますが、わが家の場合はもともと床暖房は使用しないので、逆に無垢材を使用するチャンス・メリットだと思っています。
そして床材としては杉がいいかなと思っています。
今回は今更床材を杉の無垢にしたいと思った理由を記事にしてみたいと思います。
杉の無垢の床材のメリット
出典:アマゾン
柔らかく、衝撃を優しく吸収するし、暖かい
杉材はとても柔らかい建材です。肌触りもとても柔らかく、子育て家庭にも優しいかなと思いました。
家の中でフローリングが冷たすぎるという現象が起きなくなるのは最高ですね。
子どもを木の床で遊ばせてあげたいという思いもあり、遊ぶならフローリングよりも暖かみのある杉の床材が最適だと思いました。
そして、木の匂いがする家になるっていうのがとても素敵なことだと感じています。
長持ちする
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フローリングのメリットは傷がつきにくいことだと思います。また、濡れても大丈夫な気もしますよね。でも杉の無垢材の方が長持ちするんですって。確かに杉は柔らかくて物を落とすだけでも凹んだりしますが、ある程度の凹みに関しては、濡れタオルをかぶせてアイロンを掛けたりするだけで直るようです。
また、それでは直せないキズや汚れに関しても、紙やすりでやすってあげるだけで元に戻せます。消しゴムみたいですよね。
心配な水濡れに関しても、逆に調湿作用が強い材料なので、むしろキッチンにも適してると言われている記事もあり、心配ないのかなと思いました。
合板のフローリングは結局のところビニールなので、破けてしまうと終わりな部分はありますが、無垢の床材に関しては拭いたり、時には削ったりすることでむしろ何十年も使うことができるとのことです。
経年変化を味わえる
出典:アマゾン
よく無垢の床材を調べると、古美ていく(ふるびていく)という表現が使われています。
昔通っていた小学校の床って確かに木の床だったなぁ・・なんて思いだしますが、あんな感じで年数が経つにつれて濃い色に変化していきます。
それを味ととらえられる人にとっては、もうメリットと言えますよね。
杉の無垢の床材のデメリット
傷やシミがつきやすい
杉は柔らかく、天然素材なのでやはり傷やシミはつきやすいです。直しやすいということはメリットですが、直す手間が面倒という方や、むしろ傷を味ととらえてそのままにできないという神経質な方にはあまり向かないかもしれません。
わが家の場合はおそらくズボラなので、キズはそのまま放置しそうな予感がしています。笑
ワックスを掛けるという手もありますし、実際にやっている方もいます。確かに綺麗に保てそうですが、木の匂いがかなり抑えられてしまうので、勿体無い気もするので我が家ではやりたくないと思っています。
杉材じゃない広葉樹の木を選ぶと、硬い素材なので傷は目立ちにくいとのことです。でも柔らかさや暖かみが同時に無くなるのでやっぱり杉材がいいなぁ。
隙間ができやすい
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杉に限ったことではありませんが、木に含まれる水分量によって木が膨らんだり縮む作用がどうしても生まれます。
それによって例えば雨季に杉を使った家を建てた時に、乾季に杉材が乾いて隙間が生まれてしまうことがあります。これは工務店や大工さんの腕の見せ所だと思いますが、実際に隙間がひどくて後悔している方の動画なども拝見しました。
少なからず隙間は生まれてしまうことはある程度覚悟をする必要はありそうです。
金額が高い
工務店や選ぶ材質によって金額は異なると思いますが、合板フローリングを使用する場合と比べて金額は確実に上がります。
わが家の場合はざっくりした見積もりの段階で2万円/坪のアップと言われました。
約30坪を杉の無垢材にした場合は約60万円の増額となります。
それでもやっぱり杉の無垢材の温かみは捨てがたいものがあります!
長い目で見た時に、フローリングは約20年で張り替えが必要だとしても、杉の無垢材の場合はそれ以上に長持ちする可能性が十分にあるということです。
そのことを考えると一概に高いとは言えないのかもしません。
工務店で見た杉の床材
工務店のモデルハウスの杉の床材が素敵だったので、娘にモデルになってもらいました。笑
これを自宅でやるのがもうね、夢です。笑
娘が無垢の床材で転がって遊んでるなんて、最高じゃないですか~。
いくらでも汚していいよって思います。笑
モデルハウスですが、約2年経過している状態で、まだまだとても綺麗で建物に入った瞬間から木の匂いがしていい感じの気分になりました。
金額と相談しながら無垢の杉材にする場所は検討していきたいと思っています。
杉の床材を検討する方の参考になれば幸いです。
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