地方工務店で新築一戸建てを建築してもらい、入居してから早3ヵ月が経ちました。
記事としては遅くなってしまったのですが、引っ越し後すぐから1ヵ月以内くらいで思った我が家の後悔した部分をご紹介したいと思います。
是非同じような後悔をしないように、新築建築中の方、これから計画をする方の参考になれば幸いです。
①窓の形をよく確認していなかった
間取りの相談中から窓の話題は出てきたのですが、我が家の場合は窓の形までしっかり写真付きで説明を受けた覚えがありません。
まぁ、「設計士さんがうまい具合にやってくれてるだろう」と思い込んでいましたが、完成した家を見て、一部明らかにおかしいと思う部分がありました。
小上がり和室の窓
1階の天井部分までは2m40cmなのですが、小上がりで約38cm床が上がっています。
床の高さが上がっているにもかかわらず、和室の窓には丁寧に窓を開けるための紐がだらーーんと垂れてしまっています・・・。
ブラインドを付けると左右2本ずつ紐が垂れて、まさに紐だらけになりました。
格好悪いので、窓を開ける紐は上の方に上げて隠しています。
小上がりなので身長160cmくらいの嫁でもむしろ普通に窓まで手が届くので、ここはグリグリ回して開けるタイプの窓で良かったです。
これ、家を建てている時には窓の部分が覆われていて、開ける部分がどういう形になっているかまで良く見えなかったです。むしろ取り付けられてしまってからでは遅いので、設計の段階で必ず窓の形を自分の目で確認してイメージしましょう。
ちなみに寝室ウォークインクローゼットの窓がこちらです。
高所用横滑り出し窓という窓なのですが、和室もこんな感じの窓だったら紐がなくてよかったのに、、、と思います。
風呂場の窓
設計士さんのデザインセンスなのですが、お風呂場の窓がこんなふうに上下二つになっています。
オシャレってこんな感じなんだなって思ってそのままにしてましたが、二つ同時に開けることがないのと、掃除が面倒くさそうなのと、寒い時期は冷気も入って来そうなので、窓二つは要らなかったなと思います。
②一部扉のアウトセットに不満
2階のトイレ前の洗面台の部分です。
トイレの扉が開けた状態だと左側はこんな感じです。
扉を閉めるとこんな感じになります。
何が言いたいかというと、普段下の写真のように閉めていることが多いので、水跳ねやほこりなどの汚れが扉のスペースに溜まりやすく、掃除がしずらいという場所になってしまっています。
手が届かないほどではないですが、壁や扉が汚れるのも嫌ですし、ここは壁をふかしてもらって扉が内側に収納されるか、トイレの中に扉が開く開き方の方が良かったと後悔しました。
これでいいの?って大工さんも教えてくれればよかったのに・・・。
③ワークスペースのコンセント数
2階のホールに3帖のワークスペースがあります。壁面に棚を付けていただき、テーブルは奥行き70cmとなるように造作していただきました。
もちろんパソコンなどを使用する想定だったのですが、コンセントの数に失敗しました。
右側と真ん中より左側に、2口コンセントを1つずつにしていました。
もともとデスクトップパソコンを使用しているので、現在右側にパソコンを置いてつないだ状態で、右側だけでも、ざっと4口は使用しています。
内訳は、PC本体、モニター2台、スピーカー1台の計4台です。
元々使ってたパソコンだから、わかっていたはずなのに、やっちまった感じです!
もはやタコ足配線を組んでいます。。。
実際には4本の他に、USBで接続する機器用の電源を取ったりしているので、私の場合は右側だけ(PC置く側)で6口は必要でした。
せっかくの新築、タコ足などしたくない方は、よーーーーく、自分の使用するコンセントの数を計算して設計することをおすすめします。
あとは、コンセントに関連して、インターネットのLANモジュールの位置に関しても、よく考えておいた方が良いと思います。
オシャレな方は、収納の上部にコンセントを作って見えなくしているなどの工夫をされています。
※わが家の場合は1階はテレビの裏で、あんまりおしゃれじゃないかなぁと思っていましたが、たいして見えないのと、結果的に直接つなぎたい機器があったので、良かったです。
また、2階のLANモジュールも適当にせず、今後メッシュwifiを組む予定があるのか?なども少し考えて、置き場所も工夫されると良いと思います。
④シーリングファン用昇降機の色と壁紙の色
これです、これ。
オーデリックのシーリングファンを付けてもらっているのですが、シーリングファンって24時間ずっと動かしていても、埃が結構たまるらしいのです。
なので、オーデリック純正の電動昇降機を付けてもらうお願いをしました。
リモコン一つで上げ下げできるシステムになっています。
が!
この昇降機、色はホワイトしかないんですって。
天井の壁紙が木目調、シーリングファンがブラック、この丸い白い部分なに?ミスってない?
みたいな感じに見えませんか?汗
高い位置なので、気にしなければ気にならないのと、よく考えなければ気にならないのですが、ちょっと格好悪いですよね~。
こうなるなら、自分で塗装したかった・・・。いや、天井を普通に白の壁紙にしておけばよかったか・・・。
など、やや思うところがあります。
取り付ける機器の色合いも考えて壁紙等を選択されることをお勧めします。
⑤作らなければ良かったニッチ(ポップインアラジン2のため)
別記事でポップインアラジン2に関して記載していたのですが、主寝室にポップインアラジン2を設置するために、予め主寝室の壁紙はプロジェクターが綺麗に映る壁紙に変えるという無駄に用意周到にしていました。
が!
ポップインアラジン2がこんなに大きく映ると思わなくて、ニッチが邪魔してしまいました。
(設計段階ではポップインアラジン2ではなく初代のモデルしかなかったので、ポップインアラジン2になって画角がかなり大きくなってしまいました。)
これ右側にニッチがあるので、交わして左側に映していますが、まっすぐ壁に映したら壁ほぼ全面まで投影できるサイズです。
詳細はこちらにも記載しています。
色々と物が映り込んでいて、すみません。。。
ニッチがあまりに邪魔だったので、現在はこちら面じゃない方に投影しています。
ベッドの向きでも見やすい見づらい等あると思いますが、ポップインアラジン2を新築後に置きたい!というわが家みたいな考えのある方は、投影する側にニッチを作るのはやめましょう!!
棚をDIYするならほどほどに
わが家は玄関から続く土間、パントリー、脱衣室の3か所の棚を工務店にお願いせずに、自分で取り付けました。
土間 3帖のスペース
こちらがなにも取り付ける前。広々してていいですね。
こちらが棚を取り付けて色々置いてしまった現在の姿。
荷物が多すぎて汚くてごめんなさい。
向かって左側には奥行きのあまりない棚板を多めに置いて、現在はリンゴとかかぼちゃとか、玉ねぎとか、パントリーの延長として一部使用しています。
上部は有孔ボードを使用して釣竿を収納しています。
左側手前の服が掛かっているやつは、イケアで買ったやつで、色々干したりするのに使っています。
右側はめちゃくちゃ汚いんですが、合計6本の棚柱を取り付けて、荷物の大きさ等に合わせて棚板を取り付けました。
棚板は全て厚さ25mmパイン集成材で、棚柱はロイヤルチャンネルサポートというもの、実はこの棚板や棚柱はアパートの時に自分で取り付けた壁面収納の余り物です。(確かもろもろで3万円くらいしました。。。)棚柱のみ何本か買い足しています。
こんなやつ達です。あくまで参考のリンクです。インターネットだとホワイトとかブラックも色々あるので、壁の色などに合わせておしゃれにできる可能性を感じます。
ホームセンターだとほぼシルバーしか売ってなかったです。
でもこういう棚ですが、自分で取り付けたので、なんかあっても自分で直せるので、あとからでもどうにでもできるというメリットがあります。
パントリー
パントリーはキッチンと土間の間のスペースで2帖の正方形のサイズです。こちらが何も置く前。
こちらが棚を付けてめちゃくちゃ荷物を置いている現在の姿。
ちょっとまだ、おしゃれとは言えない感じですが、、ごめんなさい。
25mmパイン集成材を奥行60cmで冷凍庫をかわすように棚を取り付けしました。
こちらも土間と同じく、ロイヤルチャンネルサポートを3本使用しています。
後ろを見たらこんな感じ。
棚板はサンダーを使ってよーくやすりを掛けたので、肌触りは最高に気持ちが良い棚に仕上がっています。
脱衣室
こちらが何もする前の脱衣室です。
パントリーと同じく2帖の正方形の部屋です。
棚を取り付けて荷物を置いている現在の姿。
脱衣室には棚を2枚だけ取り付けています。
隣の洗面室に収納があるので、実際あまり置く物がないので、余っているもので簡単に棚をつけた感じです。
そして上部に脱衣室用の暖房も付いているので、がっつり棚を付けることができません。
アパートで使っていた2×4(ツーバイフォー)の柱を利用して、壁に穴をあけずに作ってみました。
ディアウォールというツーバイフォー用の突っ張り用の器具も引越す前から使っていた余り物です。
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他に同様の器具でこういうものもあります。
こういった物を使うことで、アパートや新築で穴をあけたくない部屋でも簡単に棚を付けることができます。
棚柱は他の部屋と同様にロイヤルチャンネルサポートです。
棚板は今回暖房器具が天井にあったのと、あまり物のディアウォールを使ったおかげで、真ん中に柱を作れなかったので軽い杉の板を使用してみました。
1階の床が杉を使用しているので、同じくいい匂いがしていいかな~と思っています。
余ったパイン材を使用してハンガーを掛ける部分なんか作ってみてます。
わざわざどうしてDIYで棚を付けたかというと、わが家の場合は余っていたパインの棚板やロイヤルの棚用の部材があったので、新築後もそれを活用しなければと思っていました。
工務店に棚の取り付けをお願いしたら別にお金がすごく掛かると脅されたわけではなく、余っている物を活用したかったのと、色々とサイズ感が想像できなかったため、あとから自分で見てちょうどいいように作ろうとやる気になっていたためです。
世の中のお父さんたち、同じように思う方は少なからずいるはずです。
が、もしDIYをやったことが無い方、仕事が忙しい方はほどほどにしておきましょう。
多分、思ったより5割増しくらい面倒くさいです。
もちろん自分でなんでもできる方はどうぞ、なんでもやってください!恐縮です!
というのも、我が家の場合、自分で棚を付けようと思った土間も、パントリーもかなり置きたい荷物が多い場所だったので、引越してすぐに棚を付けないと始まらない状態になったので、色々と忙しかったです。
引越し後は何かと忙しいです。あいさつ回りやら、荷物の整理やら、買い物やら・・・。
あまり休みが取れない職場ならなおさら時間を作るのが難しくなります。
ホームセンターにも何回も通うことになるでしょう。1回ですべての買い物が終わるほど用意周到ならばよいのですが、なかなかそうもいかないと思います。
自分で取り付けてみて、結果的に満足ですが、最初からこのサイズで作る想定をしておいて、工務店の人に作ってもらった方が何倍も楽だったし精度も良かったのでは?とも思いますので、自分でやろうと思う方はほどほどに計画されることをおすすめします♪
以上我が家の住んで思った後悔ポイントを少しご紹介しました。
住んでいると色々出てくると思うので、また何かあれば記事にしたいと思います。
参考になれば幸いです。
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